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オーストラリア米『オーパス』美味しいorまずい?感想あれこれ

こんばんはおはようございます。霧涼アリカです。

先日お米がなくなりまして、買い物に行きました。トライアルっていうちょっと安めに買えるスーパーがありまして、そこで気になるお米があったので試しに購入。

 

今日の記事はその買ってきたお米について調べてみたのでそのまとめと、実際に炊いて食べてみた感想となります。

 

一応これでも調理師免許を持っていますし、実家も飲食店なので味については間違っていない感想になるかなと。

 

よろしければ最後までお付き合いください。

 

  

オーストラリア米『オーパス』美味しいorまずい?

 

 

 オーストラリア米って?

 

輸入米と聞くと、1993年にあった冷夏による米の不作でタイ米が日本に輸入されたという話を思い出します。当時はあまり輸入米が日本人好みではなく、日本のジャポニカ米の美味しさが再認知されたとかなんとか。

 

それではオーストラリアのお米ってどうなんでしょうか。

 

実はオーストラリアにお米を伝えたのは日本なんです。

 

 

高須賀穣氏の伝えた日本の米

穣の一粒HP

http://www.australian-rice.jp/history/

 

SunRice社HP

http://www.sunricejapan.jp/index.html

 上記のHPから見れると思いますが、オーストラリアにお米を広めたのは日本人の高須賀穣氏です。

 

1865年松山藩生まれで、慶応大学予科で学んだり、渡米して文士学の学位をとったり、1898年の第5回衆議院議員選挙で当選したりと非常に頭の良い人であったと思われます。

高須賀穣氏は40歳の時にオーストラリアへ渡り、オーストラリアでたくさん米が輸入され、米作りの土地がある事に目を留めます。そこからビクトリア州の首相と国土省の大臣に会って建議をし、米作りを認めて貰えることになったのです。

そして幾度の失敗を乗り越えて米作りの開始から8年後の1914年、ついに米の商業生産に成功します。南オーストラリアで育成された米の商業販売は初のことでした。

高須賀穣氏の籾はニュー・サウス・ウェールズ州リートンで最初に試みた米作りに使用され、ジャポニカ米の研究に力が注がれることになります。

10年後、リートンの米作りはオーストラリア農業の中で最も成功を収めた米産業へと発展しました。そこからオーストラリアの米産業は、他国へ輸出するまでに成功したのです。

高須賀穣氏は豪州米の父として愛され、1991年にはスワンヒル自治会によって記念碑が建てられたり、スワンヒル開拓者博物館には高須賀が作ったコメ、イチコの着物や日記などが陳列されています。

 

 

 安全性は大丈夫?

オーストラリアのお米について少し知ってもらいましたが、結局消費者として気になる部分は安全性なりますよね。

オーストラリアの稲作農業では効率性、持続可能性、安全性を考えたローテーションシステムを採用しています。

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Copyright (C) SC FOODS Co., Ltd. All Rights Reserved.

厳しい環境政策によって、稲作が行えるのは各農場で3分の1となっています。これよって同じ場所で連続で稲作を行うのではなく、稲、穀物(麦など)、マメ科牧草での放牧と順番で行っています。

 

農薬関連ですが、オーストラリアは極端な寒暖の気候と上記画像のローテーションのお陰で農薬を使わない稲作を保っています。

オーストラリアは特有の動植物を保護しており、さらに人権を重んじる政策をとっている為に、環境と人体にとっての安全を大切にしているのです。

農林水産省

http://www.maff.go.jp/j/export/e_shoumei/zannou_kisei.html

 農林水産省の『諸外国における残留農薬基準値に関する情報』のコメの部分を見て頂くと分かりますが、農薬の基準値が非常に厳しいです。

 

 

すでに外食で豪州米食べてるかも?

国産米の取引価格が上昇していることから、外食やスーパーなどでオーストラリア産のお米の利用利用が広がっているとのことです。

天丼てんや、松屋は過去にオーストラリア産のお米を使用したことがあります。現在もグルメ杵屋では使用しているみたいですので、最近行ったって人はもしかすると気付かないで食べているかも知れませんね。

 

 ex)日本との収穫時期の違い

言うまでもありませんが、オーストラリアは南半球です。なので季節が日本とは逆で、収穫時期にも違いが出てきます。

 

オーストラリア米の新米は5月から出回るとのことで、その時期にジャポニカ米を収穫しているのは世界で唯一オーストラリア米の生産者だけらしいです。

日本で春に作りたての新米を食べたい! という時には、オーストラリア米が選択肢になるのではないでしょうか?

 

 

実際に買ってみた

 

どういうお米?

さて、それでは実際に買ったオーストラリア産のお米を見ていきましょう。

 

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オーストラリア産『穣の一粒』

こちらがそのお米『穣の一粒』です。

先ほどの説明の通り、パッケージにも高須賀穣氏の名前が書いてありますね。お米の名前も氏からとったものでしょうか。

 

お値段は5kgで1399円でした。一般的な国産米の平均価格は2000円程度なので、かなり安い部類だと思います。

 

裏側にも色々と書いてあるので、そちらの説明も見てみましょう。

 

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見づらい写真で申し訳ないです……。

このお米は『オーパス』という品種のようですね。

系譜に書いてある通り、オーストラリアのBOGANというお米と日本のコシヒカリの子供とのことです。

BOGANは中粒種で、(https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsam1937/58/4/58_4_119/_pdfにて確認)コシヒカリは短粒種なのでその中間のような感じでしょうか。

お米本体も見てみましょう。

 

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オーパス『穣の一粒』

比較用の国産米は食べきってしまったのでありませんが、見て触った感想としましては『粒が小さめで艶が少ない?』と感じました。

お米の長さは短粒と中粒の掛け合わせなので、普段見るお米と形自体は差があまり無いでしょう。

炊く前の匂いは普通のお米です。

 

穣の一粒を実際に炊いてみる

それでは炊いてみるのですが、一応初回ということで一般的な炊き方でやってみます。

注意書きがあったので、普通よりも余計に水を吸いやすいのかな? と思い手早く洗米し、30分ほど浸水させてからごく普通の多機能では無い炊飯器で炊きました。

(本当は2時間水に浸したかったのに、ちょっと昼寝して寝坊……)

水加減に関しては少し多めと書いてあったので、古米を炊く時と同じイメージで通常よりも若干多めにしてあります。

 

 

実食! 美味しい? 不味い? 匂いや食感は?

 炊きあがった音がしたので、蒸らしてからシャリ切りしてみました。

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一目見ただけでは差はよく分かりませんね。

ただ開けた時の匂いが、普段とはちょっと違うかなと思います。

お米の香りが薄いというか、炊き立てのお米のもわんとした匂いが少ないです。

 

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お椀によそってみたのがコチラ。

近くで見てみると、やはり米の一粒一粒が小さいように思います。炊けば水を吸って大きくなるのかな、と思いましたがそうでもないですね。

 

 

 

 

 

それでは大変お待たせしました。食べてみます。

 

 

 

 

……普通に食べられる。

 

すんなりと食べられましたが、じっくり確認してみるとやはり差はあります。

 

まず、ちょっとパサパサしてる。

表面は比較的普通なのですが、中心付近が水分少なめです。これは浸水時間が少なめなのも影響はあるでしょうが、水は多めにしてあったので恐らく元々パサツキやすいんだと思います。

 

次に、旨みが少ないけど、甘味は感じる。

私が普段食べるのは『なすひかり』というコシヒカリを親に持つ品種ですが、それに比べて旨みの部分が薄目です。ただ甘味に関してはまああるかな、と個人的には思いました。

 

最後に、少しだけ独特の匂いがする。

表面から嗅いだだけでは微妙でしたが、食べてみるとその独特の匂いを感じるようになりました。例えるなら、冷蔵ご飯を温めた感じか、炊いてから暫く経ったご飯でしょう。フレッシュな匂いより、少々古いような印象を受けます。

 

 

総評すると、特段変なわけではない普通のお米

 

美味しい! とは言えず、ただ不味いとまではいかないので、普通です。

でもコスパで考えると本当に悪くないと思います。10kgで考えたら2800円程ですから、普通に食べられるのならば選択肢に入るでしょう。

私は以前冒険心から、穣の一粒よりもさらに安い『国産ブレンド米』を5kg1280円くらいで購入したことがあったのですが、即答で不味いと言いました。ここまで米は不味く出来るものなのかと、驚きましたね。

 

話が脱線したので戻しますと、普通なので悪くないかなと、そんな感じです。

ちなみに一緒に食べた彼女は全く気付かず「どっか違う?」と言っていたので、人によっては全然問題にもならないと思われます。

 

ex2)美味しく炊くには?

まだ自分ではやっていないので、あくまで食べた感想からの予想です。あとでやってみた時に追記しておきます。

 

パサつく部分は、浸水時間をキッチリと守れば大丈夫でしょう。夏なら1時間、冬なら2時間水に浸すのが基本なので、それに合わせます。

※炊く時の水は多すぎると普通にベチャベチャになると思われますので、あくまでちょっとだけ多め、です。 

 

味が薄目な部分ですが、これの対策としては炊く前に日本酒を少量入れるか、だし昆布を適当な大きさに切って入れる事です。

日本酒は古米を炊く時なんかに使うと、味をプラスしたり古い匂いを消してくれます。アルコールは飛びますので、お子様にも安全ですね。

昆布はふっくらと炊きあがって艶や味が出ますので、このどちらかを使えば多分気になった部分は解消できるかなと。

 

※日本酒を使うときは、調理用ではなく飲む用の日本酒をおススメします。調理用では味が変になってしまうので・・・・・・。 

 

あとパサつくということはチャーハンなど炒めるご飯ものには合うでしょうし、味や匂いを気にするのであれば炊き込みご飯にすれば解決です。毎日は大変ですが……。

 

 

※11/8追記:2時間浸水させて日本酒少し入れて炊いたところ、普通に美味しかったです。水多めに炊いたのですが、ちょっとべた付いたかな? と感じたので、長い時間浸水させるときは水は一般的な量でもいいかも知れません。

 

終わりにとまとめ

滅茶苦茶調べたので疲れました。

今回の記事は如何だったでしょうか?

色々と歴史のあるお米なのには驚きましたね。遠いようで意外と身近な存在なのかもと考えると、次から食べる時に少し違うかもしれないです。

 

記事が長くなってしまったのでここにまとめを書き出しておきますね。

  • オーストラリアのお米は日本から伝わった
  • 安心安全に管理されている
  • 普通に食べられるのでコスパが良い
  • 気になったら対策すればOK

 

それでは、ここまでお読み頂きありがとうございました。

また次回も宜しければお願いします。

 

 

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投稿:2019年11月5日

更新:2019年11月8日